ワイズ(旧トランスファーワイズ)は海外在住者に最適!
海外在住者なら、海外送金を利用されたことがあると思いますが、かなりのストレスになっていませんか?
私も海外送金歴が長いのですが、ワイズ(旧トランスファーワイズ)を利用する前は、本当に手間と時間をかけて行っていました。

海外在住者にとって、一番便利な海外送金方法って何?
海外送金で、色々な金融機関を利用してそのメリット・デメリットを熟知している筆者が、海外在住者におすすめする送金サービスはワイズです。
ワイズ(旧トランスファーワイズ)が海外在住者におすすめな理由はこの5つ
- マイナンバーカードなしで送金可能
- 海外送金の方法が簡単でストレスフリー
- 海外送金手数料が安い
- 入金から着金までが早い
- マルチカレンシー口座・デビットカードが利用できる

多くの金融機関が海外送金時にマイナンバーカードが必要になっている中、ワイズは海外在住者の場合マイナンバーなしでアカウント作成が可能です。
マイナンバーカード制度は、筆者も直面している問題なんですけど、海外在住者にとっては本当に悩ましい制度ですよね・・・
では、海外在住者がワイズ(旧トランスファーワイズ)を利用するおすすめポイントと、利用方法を詳しくご紹介していきます。
海外在住者が海外送金をするのにワイズがおすすめな理由
私は以前、FXを利用して外貨両替、外貨出金して某銀行に送金、さらに某銀行から現地の受取銀行へ送金。と、物凄い手間をかけて送金していました。

ワイズが登場する以前は、この方法が一番安い手数料で海外送金できる方法だったんですね。
海外送金手数料を抑えられるのはいいんですけど、とにかく手間と時間がかかります。
さらに現在では、マイナンバーカード制度で某銀行でもマイナンバーが必要になり、さらに手数料値上げと踏んだり蹴ったりで・・・
そこで、マイナンバーカード不要で海外送金できる方法はないのか?と探していたところ、ワイズ(旧トランスファーワイズ)を発見したというわけです。
マイナンバーカードなしで送金可能
ワイズは、海外在住者(非居住者)でもアカウントを作成することができます。
アカウント作成時には、本人確認書類としてマイナンバーカードの提出を求められるのですが、海外在住している場合は、マイナンバー提出不要になります。

日本円を送金する場合は、日本の住所が必要になりますが、マイナンバーカードがいらないだけでも、海外在住者にとっては有難いサービスですよね?
海外利用が可能な金融機関であっても、マイナンバーカードが必要であったり、全く何で?と思うことの連続なんですけど、ワイズなら今のところマイナンバーカードなしでの海外送金が可能です。
海外送金の方法が簡単でストレスフリー
先ほどお伝えした通り、私はかなり複雑な手順で海外送金をしていたわけなんですが、FXを利用した外貨両替は、慣れないとかなりのストレスなんですよね。
「売り」「買い」ってどっちだっけ?ポジションを決済するで合ってるの?
という具合に、初心者がFXを利用するのは本当に大変なんです・・・
お陰で、なんやかんやでデイトレードも経験しましたしね(笑)
ワイズは、送金額、または受取額を入力、ワイズへ入金のみの手順でサクッと海外送金ができます。
本当に、今までの苦労は何だったのか?という具合に簡単に送金できるので、海外送金が初めての方でも間違えずに操作できますよ。
海外送金手数料が安い
ワイズのトップページで、送金額を入力、受取通貨を選択すると手数料が一目でわかるようになっています。
少しスクロールしていただけると、他金融機関との手数料も表示されて比較ができるような仕組みです。
比較表を見ていただくと、一目でワイズの手数料の安さを実感していただけると思います。
他金融機関では、「海外送金手数料〇〇円」と記載されていると思うんですけど、実際はそれだけではないんですね。
リフティングチャージ・受取手数料・中継銀行手数料など、隠れた手数料が存在するんです。
ワイズの為替レートは仲値(ヤフーで見るレート)であること、隠れ手数料がないことで、表示されている手数料のみなんです。
手数料が明瞭で、一目見て把握できるのは、ワイズの特徴でもあり優れたサービスですよ。
入金から着金までが早い
ワイズでは、24時間以内に9割以上の送金が完了します。
先ほどのワイズのトップページを見ていただくと、着金予定日が表示されていますよね?

あくまでも目安にはなりますが、利用した経験上からすると、ほぼ正確です。
アカウントを今から作成する場合は、本人確認などに3営業日程度かかり、着金予定日以降の到着になりますが、アカウント作成後は予定通りに受け取ることができますよ。
マルチカレンシー口座・デビットカードが利用できる
海外在住者なら、断然利用して欲しいのが、ワイズのマルチカレンシー口座とデビットカードです。
口座開設費、維持費が無料で、手数料もかなりお安くなっています。
マルチカレンシー口座では57通貨を保有でき、そこから送金、デビットカードでの利用が可能です。

デビットカードは、在住国での発行になります。
海外在住者がワイズのアカウントを作成する方法
ワイズ(旧トランスファーワイズ)のアカウント作成は無料です。
アカウント作成は簡単にできますが、本人確認で少し時間がかかるかもしれません。
2020年4月から、本人確認手続きがオンラインですべて完結できるようになっています。大体3営業日で本人確認認証することができます。
本人確認はスタートしてから30分以内に終わらせる必要があるので、手元に必要な書類などを用意してから行ってください。

30分以内に終わらなかったら、もう一度やり直す必要があります。
日本円を海外に送金する場合は、日本の住所でのアカウント作成が必要になります。
必要な本人確認書類も異なりますので、注意してください。
海外在住者がワイズのアカウントを作成するのに必要なもの
- 日本から海外へ送金する場合は、インターネットバンキングが可能な銀行口座
- 在住国の銀行口座
- 日本円を送金する場合は、日本の住所

ワイズは銀行へ出向いて入金することも可能ですが、海外で日本の銀行から入金する場合は、インターネットバンキングを利用するしかないですね。
日本の住所でアカウント登録する場合と、海外住所で登録する場合の必要書類は違います。
また、送金できる内容も変わってきますので注意してください。
日本から送金する場合に必要な本人確認書類
- 運転免許証、または2020年3月前に発行されたパスポート
- 手のひらサイズの紙とペン(4桁のパスワードをメモするため)
- カメラ付きスマートフォン(パスワードを書いた紙と一緒に自撮りするため)
*日本円を海外に送金する場合は、日本の住所でのアカウント登録が必要
海外から送金する場合の本人確認書類
- パスポート、永住許可証など写真付き身分証明証
- ワイズのアカウントで登録した住所が証明できる書類
*海外から外貨を日本に送金する場合は、海外住所でアカウント作成できるが、日本の住所は必要。
初回、日本円を海外送金する場合は、送金前に本人確認が必要です。
この手続きをすると、日本住所でのアカウントとなるので、クレジットカードでの入金ができなくなります。
これ、ちょっとわかりづらいんですけど、ワイズを海外⇔海外で利用する場合、海外⇒日本で利用する場合と、日本⇒海外での利用は異なるんです。
例えば、ワイズで海外から日本に送金する場合は、海外住所でのアカウント登録がOKなんですね。
日本円を海外へ送金する必要がある場合、海外住所でアカウントを作っていると住所変更が必要なんです。
海外から日本へ送金するだけでOK!なら、海外住所での登録もアリですが、日本円を送金する可能性がある場合は、日本の住所でアカウントを作成しておいた方が後からの手間が省けます。

海外在住で、日本から海外へ送金したい場合は、日本の住所で登録。本人確認を済ませてください。
日本から海外へ送金するポイントはこちらで詳しくご紹介しています。
↓↓↓
ワイズのアカウントを日本住所で登録するときの注意
- 日本から在住国への送金は、日本の書類での身分証明が必要です。
- ワイズのアカウント登録住所と、身分証明書の住所が一致している必要があります。
2020年2月4日以降に発給申請されたパスポートからは、現住所等を記載することができる所持人記入欄が削除されました。
そのため、住所確認書類として認められなくなりました。
海外在住者が日本の住所確認として利用できるのは、今後は運転免許証のみになりそうです。
アカウント登録住所 | 送金可能 | デビットカードの受け取り |
日本の住所 |
日本円⇒海外銀行での受取 |
在住地で受け取り |
海外の住所 | 現地銀行⇒日本の銀行への送金 | 海外の住所 |
簡単に言うと、こんな感じになります。
もちろん、海外⇔海外送金は、どちらの住所でも可能です。
ワイズアカウントを日本の住所で登録する手順
では、分かりにくいと思いますので、ワイズアカウントを日本の住所で作成する手順をしっかりとご紹介しますね。
まずは、こちらからワイズの公式サイトを開きます。
サイトの上に「会員登録」があるので、クリック。
会員登録はApple ID、Google、Facebookアカウントからでも可能です。
「ご登録の住所」は、先ほどご紹介したように、日本円を海外へ送金する場合は日本の住所を入力してください。
今回送金したい受取人口座を入力してください。
日本の運転免許証か日本発行のパスポートを選択、4桁の認証コードを紙に書きとります。
- 運転免許証と紙に書いた認証コードを撮影
- 免許証の厚みがわかるように傾けて撮影
- 免許証の裏面を撮影
- 認証コードを書いた紙を持って自撮り
この4枚の写真が必要になります。
海外在住の場合は、マイナンバーの提出がスキップできます。
「現在、日本に居住していない」に同意して本人確認を終了させてください。
本人確認が認証されるまでは、約3営業日です。
認証される前に送金手続きをされた場合は、認証後の送金になりますので着金までに少し時間がかかります。
2回目からは、最初に表示された着金予定日で海外送金が可能になります。
海外在住者におすすめワイズのマルチカレンシー口座とデビットカード
ワイズのアカウントを作成するだけでは、マルチカレンシー口座を利用することができません。
別途申し込みが必要になります。登録料、維持費は無料です。
マルチカレンシー口座を申し込めない国や地域があります。
利用できない国や地域については、こちらでご確認ください。
マルチカレンシー口座でできること
- 銀行口座より送金、マルチカレンシー口座内の通貨に両替して保管できる
- 保有している残高を好きなときに外貨両替することができる
- 残高を使って送金することができる
- 残高をデビットカードを利用して使用することができる
マルチカレンシー口座に残高があると、いちいちインターネットバンキングを使ってワイズに入金せずに、好きなときに送金できます。
レートがいい時に両替して、複数の通貨を保持しておくのもいいですね。

銀行口座への送金は固定手数料が必要、違う通貨で送金する場合は外貨両替手数料がかかります。
一番のメリットはマルチカレンシー口座の残高を、デビットカードで利用できることです。
デビットカードはオンライン、実店舗の両方で利用が可能です。
海外在住者にとってのデビットカード保有のメリット
- 日本へ一時帰国する際に日本円への両替が少額で済む
- マルチカレンシー口座内に残高がある通貨の使用は手数料無料
ワイズのデビットカードは、在住国での利用も便利なのですが、日本に一時帰国する際や通貨の異なる国でのビジネスや旅行の際にもかなり役立ちます。
「Mastercardのタッチ決済機能」が付いているので、キャッシュをあまり持ち歩かなくてもデビットカードさえあればOKです。

日本のATMでの引き出しは、今のところまだ対応していません。
レートがいい時に日本円に両替してマルチカレンシー口座に入れておくと、手数料なしでデビットカードを利用することができてお得ですね。
マルチカレンシー口座に利用したい通貨の残高がない場合は、自動的に両替して使用することが可能です。
その場合、外貨両替手数料は0.45~3%と格安ですが、手数料がかかることはお忘れなく。
デビットカードの発行は、現在居住している国での発行が可能です。
カード発行先の住所に、お住まいの外国の住所を記入して申し込んでください。
マルチカレンシー口座の口座開設・デビットカードの発行方法は、こちらで詳しくご紹介しています。
ワイズのアカウントを持っていたら、簡単に開設できますので、こちらも併せてどうぞ。
まとめ:ワイズ(旧トランスファーワイズ)は海外在住者に優しい
もともと、ワイズ(旧トランスファーワイズ)が誕生したのは、創業者2人が海外送金で高い手数料に加えて、利便性が悪いことに不満を持っていたところから始まります。
彼らも私たちと同じような悩みを持っていたんですね。
そこで、扱いやすいプラットフォーム、簡単に早く海外送金手続きができる仕組み、隠れ手数料なしの料金体制を作ったわけです。
日本への送金、日本からの送金は、日本の金融システムに準拠する必要がありますので、ちょっとややこしくはなっていますが、「マイナンバーカードが必要ない」等、海外在住者にとって利便性を考えたシステムになっています。
今まで、海外送金でかかっていたコストや手間を省き、日本の法令によって変わってきた海外在住者にとってのデメリットをクリアしてくれる唯一のサービスです。
海外送金が初めての方、現在の海外送金に不便を感じている方は、ぜひ利用してみてください。